株式会社ディンギーズは、ドキュメンタリー映画「いのちがいちばん輝く日」~あるホスピス病棟の40日~の上映委員会事務局として

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「いのちがいちばん輝く日~あるホスピス病棟の40日~」


【ストーリー】

  六回目の冬を迎えようとしているホスピス「希望館」。がんの終末期を迎えた人たちの医療施設である。しかし、入院患者やその家族たちの表情はとても穏やかで、笑顔も見られる。与えられたその日一日を精一杯生きてもらうためのケアが、希望館のスタッフたちによって実現しているのだ。


 ホスピス医の細井順さんは白衣を着ない。それはがんを患った自身の経験から、「患者も医者も同じ弱さを持った人間同士」であるという考えに至った結果だ。細井さんは目線を合わせて患者の「痛み」や「寂しさ」に寄り添う。
ある日、外来通院を続けていた一人の患者が入院する。その日から細井さんをはじめ希望館スタッフたちの患者とその家族に「寄り添う」ケアが始まる。残された時間を大切に生きてもらうために・・・。 

 


【監修者コメント】

「この映画はホスピスケアの原点を見事に描いている。映画の中で死を迎えた人たちは、それぞれ最期までしっかりと生き抜いた。病棟スタッフがしたことは、その生き抜くプロセスに『寄り添う』ことだった。ホスピスケアは寄り添うことが原点であると改めて教えてくれる素晴らしい映画である。」

ー柏木 哲夫 氏ー

金城学院 学院長 淀川キリスト教病院名誉ホスピス長

公益財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団理事長

 

「この映画は我々の思いを遥かに超えた形で『いのち』を表現している。混迷した時代を生きる多くの人々にとって、希望の灯火とならんことを切に願いつつ、今は天国に住まう患者さんの祈りを添えて、世に送り出そう。」

 

ー細井 順 氏ー

ヴォーリズ記念病院 ホスピス長

 


【推薦文】

『Being with a patient』

 これは1986年に近代ホスピスの母シシリー・ソンダース先生から伺った言葉です。医療者にとって『患者と共にある』ということは、病棟であれ、在宅であれ最も重要で、そして最も難しいことです。ただ医療を与えるだけではなく、患者さんの傍らにいて支え寄り添うことが、その患者さんの『quality of life』を高めることになります。


 人は苦境にあっても心の中に幸福感を感じることが出来ます。映画の中の患者さんたちは、病の中にあっても心に幸福があるように見えます。それは細井さんや病棟のスタッフが患者さんと共にあるからでしょう。


 私にとっての大切な仕事となっている、病の中にあって感じる『幸福の本体』は何か?ということについて考えるとき、この映画の中の出来事が、一つの方向性を示していると思えてなりません。


『いのち』とは与えられたもの、この『いのち』を次の世代へ『たすき』のように引き継いでゆく。その瞬間に最もきらめく輝きと幸福があるのだと思います。

 

日野原 重明 氏ー
聖路加国際病院 理事長 

 


 

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